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科博のオオカミ

科博レポの締めはやっぱりオオカミで!!

国立科学博物館には3匹のオオカミが居ます。
三匹のうちの二匹は「地球館」三階の「大地を駆ける生命」という様々な哺乳類と鳥類の剥製のある展示場に居ます。

まずは一匹目。
「絶滅の淵で」という悲しいタイトルのついた一角に居るのが、現在は絶滅したとされ、生きている姿を目にすることが出来ない「ニホンオオカミ」。
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大きさは、中型犬程度。 オオカミと言われなければ犬に見える剥製です。
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こちらは国内に三体しかいない剥製のうちの一体でとても貴重なものなのです。

もう一匹は、ニホンオオカミの後ろ側、「進化の頂点・野生大型獣」のコーナー、今も現存するオオカミの剥製。 (耳がコーギーみたいなのよね・汗)

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科博のホームページを見ると、和名で「オオカミ」、学名表記が「canis lupus」となっていて、亜種の表記はされてませんが、たぶんシンリンオオカミかな??
グレーの皮毛のこれぞウルフカラーのオオカミです。


そして最後が「日本館」二階のハチやジロの居る部屋に骨格のニホンオオカミ。
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やっぱり小さい。。。



1905年に絶滅したと言われ、残されているものが極端に少ないニホンオオカミ。
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剥製は作り手の思い込みがかなり反映されるので、科博にいる剥製がスタンダードとは言い切れないのです。
ニホンオオカミってどんな動物だったのか? 

今もどこかに生きていれば、この答えは出るのかしら??
by arshakuma | 2010-06-09 00:53 | | Comments(0)