夜神楽見てきました
神社の御師(神主)に伝わる伝統的な神楽で、本来は神様に奉納するために舞われてきたもので東京都無形民族文化財に指定されています。
これが特設ステージ
篝火がとても幻想的です。
日も暮れてすっかり暗くなった夜8時。いよいよ開演。
演目は面をつけて舞うもの、素顔のままで舞うもの。。。いろいろです。
翁の面をつけて舞う「奉幣」
最初に必ず演じられ、舞台を祓い清める演目だそうです。翁の面、笑顔でもちょっとコワイような・・・
面を付けずに素顔のままで舞う「剪」
太刀と鈴を持って舞い、神秘な力を宿して正義を守り、邪心を切り祓う舞です。
やー、これがカッコ良かったです。
神様の前では偽りのものは使わないから、太刀は真剣!! そう思うとカッコ良さ三割増し(笑)
天孫降臨
日本神話で有名な天孫降臨の舞。写真は天孫の道案内のために待っていた猿田彦と天から使わされた天鈿女命(ウズメノミコト)が出会ったシーン。
物語仕立てなので、とても解りやすい。緊張した面持ちの天鈿女命の表情が、無事天孫が光臨されることになり和らいでいきます。無表情な能面に舞で表情がでるのを感じました。
最後に「山の神」
大変な働き者であったという磐長姫(イワナガヒメ)の舞。演目の最後に演じられます
最近富士山世界遺産登録でクローズアップされている「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」の姉。
天孫の邇邇芸命(二二ギノミコト)に妹の木花咲耶姫と供に嫁がされたが、ブ…じゃなくて不美人だった為に返されたという可愛そうな神様ですが、、、、
磐長さん、顔はイケてなくても明るい性格で好かれるタイプのよう。最後に神様に備えられたお餅が観客に向かって投げられ、会場は大盛り上がり!!
頭の上から餅が降ってくるのでスリル満点!思わず餅キャッチに夢中になってしまいました。
約1時間の演目ですが、飽きることなく素敵な時間が過ごせました。
日本っていいなぁ~
本格的な衣装で演じられるんで、衣装だけでも見ごたえありました!しかも無料なんです♪
神様の漢字変換はネットでひらがなで検索してコピーしました~普通の変換だと出てこないです(笑)
御嶽はホントにいいところですよー。 屋外での夜神楽はこの時期みたいですが、神社の神楽殿では割と頻繁に行われてるみたいです。 こういう祭りごとだとケーブルが臨時で出るんですが、一泊するのがオススメです~
こちらに来た際にぜひー。