ジュサブロー作品展
目的は人形作家の「辻村寿三郎展」を見る為です。
この目黒雅叙園の「百段階段」という場所で23日から開催されています。
※お人形の写真があります。
苦手な方は続きは見ない方がいいかも??
まずは入り口に寿三郎のお人形。
写真に撮ると非常に怖い感じですが・・・
幼い安倍晴明と母の「葛の葉」という名のキツネです。
受付の奥にあるやたらと豪華なエレベータに乗って「百段階段」へ向かいます。
このエレベータ、貝の内側の光っている部分を切り出して装飾している「螺鈿細工」で、扉と内側の内装が囲われているので、一見の価値アリ。
そして会場の「百段階段」は靴を脱いで上がります。
この百段階段も素晴らしい!! 99段の階段と7部屋からなる木造建築で昭和10年築だそうな。東京都の有形文化財に指定されています。
天井には花鳥画、組子の建具、柱の装飾など、、、圧倒されてしまいました。
ジュサブロー人形の妖艶な雰囲気と世界観にピッタリ。
今回の作品テーマは「平家物語」。
ここに一晩泊まることになったら、絶対に何か出そう・・・。
もしくは人形が動き出しそう・・・。
ちょっと怖いような、現実離れ空間が何とも心地が良く、全て見て廻るのに2時間くらいかかってしまいました。
人形ファンにはもちろんですが、アンティーク好き、古い建物好きな方にはオススメの展示です!!
「辻村寿三郎展」2010年4月23日(金)~5月16日(日)
目黒雅叙園 「百段階段」にて
入場料1500円(前売り1200円)