12月15日の犬ぞり日記②

1チーム目の犬が結合してしまうハプニングで始まった今年の犬ぞり。

少し走ったところで結合が解かれた1チーム目が一番出走に戻るのを待って再び出発。
犬を橇に繋ぐ時は男女のペアになるように繋ぎます。今回はシーズン初で久々に男女がお近づきになった事から、犬達の恋愛スイッチが入ってしまった模様。

それでも折り返し地点までは問題なくツアーは進みました。

いつもと違うこのコース、登りもないけど下りも少ない。思い切り走る場所が少ないのですが、唯一の長い帰り道の途中、
前を走る男子チームの犬達が団子状況になり止まってしまいました。
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↑ウチのチームのワンコ達(リード犬のエルとコジオ)

雪が浅くアンカーが効かないので暫く様子を見てましたが、前の橇の犬達は絡まっていくばかり。
何とかアンカーが刺さる場所を探して、前の橇のワンコ達の紐を解いているとダンナの橇が追いつきました。

縄解きををダンナに任せて、私は自分のチームとダンナのチームを見ている事に。
ダンナチームのワンコもラブラブモード全開な子がいていつもより集中力に欠てるそうで。

ダンナが問題の橇の世話をしている間、ダンナチームも結合しないよう見張り、問題のワンコが、空振りで腰を振ったりしてヒヤヒヤ。

スノーモービルで追走していた係の人達も追いつき、前チームのワンコのリード犬を入れ替えてみたものの、また絡まるワンコ達。
もう完全に置いていかれた状態で前に進むことを拒否し始めるワンコ。
「後ろの橇を前に出して犬達に目的意識を持たせてみては?」というダンナの提案で、通常は追い越し禁止のツアーですが、私の橇を前に出して追いかけてもらう形にしました。
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↑後ろを引くサンとメイ

走りたいのに長く待たせてしまったので、ウチのチームも集中力が切れた上、前を走る橇もいない。
リード犬のコジオが何度か振り返り止まってしまいます。
その度にブレーキをかけ、橇を押し戻して、たるんだリードにすこしテンションを掛けてやり、「コジオ!ハイク! いいから走って!」
と何度も声をかけてノロノロと走りだす橇。

後ろのゴタゴタチームも何とか後をついてきました。見ると後ろチームのリード犬、ジリーさんじゃないの!
「ジリー!」と呼んだら、何となく目があった気がしました。

コジオも「いいんだよね?」と何度か振り返ってくるので、その度に声を掛け、「どうか止まらないように」心の中で祈りながらの帰り道でした。

あまりに後続が来ないのに気づいた村林さんがバギーで迎えに来てくれて、バギーのライトが見えたとたんにチーム全員がホッとしたのが分かりました。
特に不安一杯だったコジオが自信を持って走りだし、後続チームも無事ゴール。
最後のダンナチームがゴールした直後に日没。振り返ると今まで走ってきた林の道は真っ暗に。
まさにギリギリでした。
頑張ったワンコ達をねぎらう時間もなく、帰り仕度もギリギリ。
バス停まで送ってもらい無事旭川行きのバスに乗れたのでした。

いやー今回の犬ぞりツアー、いろいろ大変だったわー。
こういう状況で言う事を聞いてくれた犬達には感謝です。

次回は念のために懐中電灯持参して参加しようと思ったのでした。



by arshakuma | 2019-01-03 21:44 | | Comments(0)